畳が似合う「和のファーストフード」

2015年2月17日

私たち日本人にとって古くからなじみがあり、老若男女問わず大好きな食べ物があります。
手軽に作れて、食べられて、遠足や行楽に欠かせない…「和のファーストフード」とも
呼べる、その正体は…そう、おにぎり!!
ちょっとレトロに竹の皮に包んだり、バスケット…いやいや「かご」に入れてみたり…
どうでしょうか?おにぎりの背景には和室や畳が似合いませんか?

最初から、もったいつけた言い方をしてしまいましたが、おにぎりっていいですよね。
ふっくらした白いお米と、黒い海苔のコントラスト、ちょっと塩味が食欲をそそり
がぶっとほおばれば、おなかも満たされ一気に幸せ気分。
中に入れる具のバリエーションによって、まったく違う味わいを楽しめるのも
大きな魅力と言えるのではないかと思います。

先日「梅の里」として有名な和歌山県みなべ町で、梅干し入りのおにぎりを握る人数で
ギネス世界記録に挑む、というイベントがありました。同町は、大粒の紀州南高梅の産地として
有名で、なんと、おにぎりはぜひ地元の梅干しで、という「梅干しでおにぎり条例」というものが
あるのだとか!ちなみに隣の田辺市には「梅酒で乾杯条例」というものもあるそうで、全国一の
梅の産地、和歌山ならではの「梅への愛」を感じられますよね。

梅の消費拡大や条例のPR、みなべのファンづくりなどを目的にしたという今回の挑戦は
「同時におにぎりを作った最多人数」として、公式認定員の立ち会いのもと、同町内の小学校体育館で
実施されたとのこと。県外からを含む6歳から85歳までの参加者が
『制限時間5分以内・約120グラムのごはんの中に梅干しを入れ、ボール型のおにぎりを作る』
という条件で挑みました。
おにぎりが崩れたり梅干しがはみ出したら「失格」で、失格者が全体の5%以内なら「達成」というルール。
参加者の皆さんは、互いに声を掛けアドバイスをしあいながら、成功に向けて取り組んだそうです。

審査の結果、参加者432人のうち失格となったのは5%を大きく下回る4人(0・9%)で、428人が成功し
新しい記録として認定されたとのこと!
参加者はそれぞれが握ったおにぎりを掲げて喜び合い、小谷町長にその場で認定証が授与されたそうです。
「おにぎりと言えばやっぱり梅干しということを世界に発信できた」「みんなの気持ちがひとつになった」
と、地元は大盛り上がり。この縁を大切に、いろんな形でチャレンジして行ければ、と、町長さんも
感慨深い様子だったようです。

おにぎりの起源をたどると、何と平安時代にまでさかのぼるそうです。
現在のように海苔を巻いた形になりはじめたのは、江戸中期の元禄のころとか。
当時は携行食として重宝されていたそうです。
簡単に作れて、栄養も豊富なおにぎりは、はるか昔から日本人の胃袋を満たしてきたんですね。
十返舎一九の「東海道中膝栗毛」ではありませんが、弥次さん喜多さんのような江戸時代の旅人も
旅路の途中で、また、宿の畳の上にあぐらをかいて食べていたのかな…などと想像してしまいます。
向田邦子も、そのエッセイの中で「祖母の握る、塩味の強いきつめのおにぎりが大好きだった」と
書き、畳の上に正座をし、父親を待った朝の食卓を思い出しています。おこげの部分が好きだった
という邦子は、祖母からこっそりもらうおこげおにぎりが大好きだったとか。
おにぎりでたどる日本の歴史…などと言えば大げさですが、ひとつのおにぎりから見えてくる背景や
思い出には、様々なものがありそうですね。

私たちがご紹介させていただいている畳も、おにぎりのように、古くから日本人に愛されてきました。
これから春を迎えるにあたり、気分も一新、ご自宅の和室の畳替えはいかがでしょうか?
DAIKENの畳替えはとてもスピーディー!朝引きあげた畳を、当日の夕方までには敷き込みます。
畳替え当日の晩ごはんは、新しい畳の上で!というのが大きな魅力です。詳しくは是非こちら
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握っておいたおにぎりを、新しい畳の上で家族みんなで味わう、というのもいいかもしれませんね!
国民食・おにぎりと、日本の心・畳は、セットにしてすごく絵になる、抜群のコンビなのではないかと思います♪