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国産原料100%の畳と、輸入原料を使用した畳 目には見えない大きな違いとは?

2015年3月2日

 畳とは、毎日家の中で寝起きをしたり、食事をしたり、くつろいだりする空間にあるものです。皆様は、ご自宅の畳表の「原産地」についてすぐに答えることができますか?「畳は日本のものなんだから、当然、どれも国産だろう」とお考えになっている方も多いかもしれません。ところが実際には、そうでない場合も有り得るのです。そこで今日は、畳の原材料についてクローズアップしてみましょう。

 「畳表の原材料は、イ草」ということは、皆様ご存じだと思います。イ草とは、湿地や浅い水中の泥に根を降ろして生える植物で、緑色の細い茎が束になったような姿をしています。国内の主要な産地としてよく知られているのは、まず熊本県の八代地方。次いで、岡山県・広島県なども挙げることができます。ところが近年、日本国内での畳表において、国産イ草のシェアが低下しており、なんと今では3割足らずしかないんですよ。これには、現代日本の家屋で和室、つまり畳を使用する部屋の割合が減り、それに伴ってイ草農家の数も減少している、という背景があります。安価な輸入イ草がたくさん入ってきている中、生産量・流通量が少ない国産イ草の値段はどうしても割高になっていきます。ですから、畳表の原材料に中国産など輸入イ草が使われているケースも少なくはないのです。

 国産のイ草は、栽培の過程で農薬や肥料を使う際に、もちろん日本の法律や規制をきちんと守って作られています。一方、中国産など輸入のイ草は、日本とは違う環境で栽培されたものですから、農薬や肥料の使用に関しても各国それぞれ、日本とは違う基準の下で作られたものです。見た目には分からないことですが、国産原料を使用した畳と、輸入原料を使用した畳にはこのような違いがあるのです。

 DAIKENではイ草の畳ではなく、まったく新しい素材で作られた「機械すき和紙畳」を皆様にお届けしています。和紙を機械ですいて、イ草の風合いをそのままに再現、より丈夫で耐久性に優れた畳に作り上げた、オリジナルの製品です。もちろん、国産品です。イ草と比べてカビやダニの心配も少なく、より安心して住まいに取り入れていただくことができますよ。