アレルギー、ハウスダスト対策と畳

2015年3月30日

 現代の日本において、アレルギー症状やハウスダストに悩まされる子どもの数がとても増えてきています。厚生労働省が行った調査の結果によると、0歳〜14歳の子どもたちの40%近くが、何らかのアレルギー症状を持っていることが明らかになっているそうです。みなさまのご家族、また、身近な方はいかがでしょうか?どうしてこんなにアレルギーを訴える子どもの割合が増えているのかというと、それはズバリ、住まいの環境が原因です。現代の住まいは気密性が高く、昔の日本家屋のように程よい隙間が無い構造になっています。そのことが、アレルギーの原因となるダニやハウスダスト増加につながっているのです。それでは、こういった悩みを持つ人は、住まいの中でどんなことに気をつけたら良いのでしょうか?

 最初にもお話したように、アレルギーの一因は「ダニ」の繁殖です。ダニは、住まいの中でカビやホコリ、チリ、食品クズ、人のフケやアカを餌として繁殖します。つまり、これらが落ちる場所である「床」に注意し、ダニの繁殖を食い止めなければなりません。床材とは住まいによって、また、部屋によって畳、フローリング、カーペット、じゅうたんなど、さまざまなものがあります。その中でも、古くなった畳は特に注意が必要です。畳が古くなって、畳表がささくれだったりしていると、その間に小さなゴミ(ダニの餌)が溜まりやすく、掃除機などをかけても取り除きにくくなってしまいます。また、住まいの湿気を吸い込んで、ダニが繁殖しやすい環境になりがちです。一般的なイ草畳表の取り替え(畳替え)目安は3年〜7年だと言われていますから、アレルギーやハウスダストが気になる方は、早めの畳替えを検討することをお薦めします。また、畳やフローリングの上にカーペットやじゅうたんを敷いて使っているお宅もあるかと思いますが、これはダニやホコリが床面に詰まりやすく、取り除きにくくなります。アレルギー・ハウスダストが気になる方は、元の床材の上に敷物を重ねないほうが良いでしょう。畳の部屋で寝起きしたり、居間、居室として使っている人は、マメに畳の目に沿って掃除機をかけることで、アレルギーのもとを取り除くことができますよ。

 DAIKENには、アレルギー、ハウスダスト対策になる畳があります。それは、DAIKEN独自の「機械すき和紙畳」。畳表の原料に、イ草ではなく、機械ですいた和紙を使用し、天然のイ草の風合いを再現したものです。そのため、カビが生えやすい過酷な条件下でも、イ草に比べてカビの発生がわずかであり、カビを餌とするダニやチャタテムシといった害虫の発生を抑えることができます。温度28度の条件下で行った「カビ抵抗性試験」でも、イ草畳は約1週間でカビの発生が確認されたことに対し、「機械すき和紙畳表」では「カビの発生なし」という結果が認められました。また、ダニやカビの心配だけでなく、ハウスダスト対策になるという特長も持っていますので、気密性の高い現代の家屋や、ペットのいるご家庭にも安心して取り入れていただくことができます。