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畳の張替え方法について

畳の張替え、その方法をご存知ですか?

自分で行う畳の交換や表替えの方法

日本の生活に、密接に関わる畳。一戸建てだけでなく、マンションやアパートの部屋にも使われていて、日本人にとってとても馴染み深いものですよね。さて、そんな畳には、当然寿命があります。そのため、適切な時期に畳を替える、「張替え」が必要となります。張替えそのものは聞いたことはあるければ、どのような方法で行われているのか、詳しく知る人は多くないのではないでしょうか。ここでは、畳の交換方法や、表替えなどを業者でなく自分で行う方法などを紹介していきましょう。 前置きとして、畳張替えの時期について少し触れておきます。裏返しの場合は、大体4年?5年が目安です。表替えの場合は7?8年といわれます。もちろん、見た目に劣化が目立てばそのタイミングで張替えを行います。畳を新調する新畳の交換時期の場合は、10〜20年が目安です。

畳の張替え・交換に関する方法

畳の敷き詰め方はさまざま

たとえば、新築の家に新畳を入れる場合の方法を見てみましょう。まずは部屋の採寸から。そして、床の間や入口の取り付けがどうなっているかを確認し、敷き方を決定します。部屋の対角線の差を求め、四辺の長さを測る作業が行われます。そして、対角線の差と対辺の差で直角を割り出し、それを元にして畳を敷き込んでいきます。 敷き方には何種類があります。まず、床の間がある和室の場合、回し敷きという方法を選択するのが一般的です。そのほかの方法として、四ツ井敷きや鱗敷き、デザイン性の高い自由設計のものなど、畳の敷き詰め方はさまざまです。

工場で行われている表替えの施行手順

さて次に、工場で行われている表替えの施行手順を見ていきます。まず、運び込まれた畳を作業台に移し、畳表と畳縁を外します。土台の畳床が表れるので、ここで調節をしていきます。業者によって違いますが稲ワラ床の場合、このタイミングで畳床に防虫効果のあるシートを取りつけたりします。畳表の巾寸法が決められ、框縫着機で畳表を縫着します。 続いて、畳表の表面全体に「霧水」を行います。この工程は、折りシワや草を戻すための工程であり、仕上がりが変わってくる大切な作業となります。
そして、畳縁を縫着する両用機に畳が移され、畳縁の内側に「縁下紙」が縫いこまれます。縁幅を均等にするための「渡り線」を引き、畳床の側面から畳縁を縫着する返し縫いをしたら完成です。

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