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畳は日本固有の文化です

2014年11月13日

 寒い季節になると食べたくなる、コンビニの中華まんやおでん。ふとコンビニへ立ち寄った際に、レジ近くのケースを見てつい欲しくなってしまう人も多いのではないでしょうか。先日、横浜中華街にある中華まん専門店が「1個2,000円の高級中華まん」を売り出したということで、「一体どんな商品?」と注目を集めています。このお店の創業120周年の特別企画だそうで、気仙沼産フカヒレ姿煮、北海道産ホタテ貝柱、あわび、金華ハムなど、贅を尽くした食材が詰まった特別な中華まんとのことです。機会があれば、一度食べてみたいですね。

 今ではすっかり、冬の風物詩のような存在となった中華まんですが、もともとは中国から伝わったもの。その起源を遡ると、なんと「三国志」の時代に諸葛孔明が作らせた、と伝えられているそうです。それが時代を経て、日本に伝わったのは大正・昭和ごろのことだったそう。はじめは、各地の中華街で販売されていましたが、現在のように誰にでも親しみ深い食べ物ではありませんでした。ポピュラーになったのは戦後のこと。アイスクリームメーカーが、冬向け商品として冷凍中華まんを開発。全国各地の商店・菓子店のアイスクリーム用冷凍ケースを冬場にも活用しつつ、蒸し器を店頭に置くことでホカホカの中華まんを提供する取り組みを始めました。これがきっかけで、中華まんの大ヒットにつながったのだそうです。

 中華まんのように、中国から日本に伝わって定着した品々は、わたしたちの暮らしの中に数えきれないほどありますが、「畳」は日本固有のもの。中国ほか、大陸諸国の影響を受けていない品なんです。畳の原点は大昔からあり、初めは藁を重ねただけのものでした。それが奈良時代になると、今の畳に近い、厚みがあって縁の付いた姿になり、正倉院の宝物としても残っているんですよ。

 畳のお部屋で暖かな食べ物を味わいながら、時には歴史に想いを馳せるひととき、というのも良いかもしれませんね。畳のことでご相談がある際は、畳コンシェルジュのいる当店までお気軽にお申し付けくださいませ。