消えゆくもの、に、させないために。

2014年12月4日

「和食文化が伝承されなかった世代が親になって、今、子どもを育てている。
文化自体がなくなるという危機的状況で、だから登録が必要だった」

12月2日、京都の同志社大学で、料亭「菊乃井」の主人・村田さんによる、留学生を対象とした
公開講演会がありました。
日本の食に興味を持つ外国の方々が増えてきたことにより、留学生にも知識を深めてもらいたい、という
気持ちから、同大学によって企画されたこの講演会。
村田さんは、世界各地の歴史や風習に根づいた伝統文化を保護する目的で設立された「ユネスコ無形文化遺産」に
昨年「和食」が「和食 日本人の伝統的な食文化」として登録されるのに尽力されたそう。
他には「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」「結城紬」「歌舞伎」「能楽」などが登録されています。

冒頭の村田さんの言葉に戻りますが、正直、おっしゃる通りだと思います。
この「和食文化が伝承されなかった世代」には、かく言う私なども入ってしまうので
申し訳ありません、と思ったりもしますが、だからこそ改めてきちんと学びたい、という
気持ちにさせられます。和食を模倣した日本料理店が海外に増えている、と言いますが
それはとても嬉しいこととしても、日本人である私たちこそが、もう一度きちんと
自分の国の「食」に向かい合わなければいけないのかもしれませんね。

文化を知るということは、歴史を知ること…日本が歩んできた道のりを考えると
「食」だけでなく、他にも様々なものが思い浮かんできます。
「畳」もそうですね。
フローリングがメインの家に暮らし、ステーキやパスタが好きで、ケーキやクッキーもしょっちゅう食べる…
という若い世代だって、畳の上にくつろいで肉じゃがを食べ、炊きたてごはんにお味噌汁、熱いお茶に
和菓子のおやつは、やっぱりほっとするもの。
親世代、さらにその上の世代は、尚更ではないでしょうか。
和食や和室、日本古来の文化や習慣には、素晴らしい魅力があります。
日本人であることを、幸せに思う瞬間ですね。

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