「ひとつ屋根の下プロジェクト」というものがあるのをご存知でしょうか?
東京都文京区で、高齢者と若者の共生を目指す試みとして、今注目を集めているそうです。
自宅の一室を格安で提供してもらい、そこに暮らす大学生。
通学やアルバイトに費やす時間を勉強にあてられるというメリットがあります。
また高齢者側としては、ひとり暮らしの不安が消えるという安心感があるとのこと。
文京区内の商店主さんたちによるNPO法人「街ing本郷」が、現代版「書生」スタイルとして
取り組みはじめている同プロジェクト。最初に、一緒に暮らすにあたっての条件を定め
同意書を交わすところからはじまるそうです。
たとえばゴミ出しや、月に1度の古紙回収を手伝うこと、町内会の行事には参加すること…
などがあるそうですが、基本的にはつかず離れず、自由にできるという距離感で、お互い
快適に過ごせるのが魅力。
一緒に暮らすおばあちゃんのお誕生日に、ふたりで買い物に行き、鍋を囲んで
お誕生会をしたという方もいたと聞き、単純に「いいなあ!」と思いました。
今でこそ核家族化が進んでいる日本ですが、ほんの少し前までは、三世代・四世代が
同居する家庭も珍しくなかったですよね。
学校から帰った時、両親が仕事でいなくても、おじいちゃんおばあちゃんは家にいて
「ただいま!」「お帰り」が普通にできていた時代。
何気ないその毎日の光景が、家族みんなにとって、いかに安心感にあふれたものだったか…
「ひとつ屋根の下プロジェクト」は、家族間でなされている関係ではありませんが
血のつながりを越えて「人」と「人」が結びつき、あたたかい気持ちを持って共に暮らす、という
意味では、共通していると言えるのではないでしょうか。
昔はよかった、と、簡単に言ってしまえるわけではないと思いますが、家や生活の
「原点」の素晴らしさを、改めて認識する時にきているのかな、という気がするニュースです。
暮らしの原点、日本人の生活の原点。そこにはやはり「畳」が共にあったのではないかと
思います。この機会に、是非一度、おうちの畳や和室をメンテナンスされてみては
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