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時代を越えて。

2014年11月11日

光陰矢のごとし、11月も半ばを迎え、2014年も残すところあとわずかとなってきました。
ツリーやイルミネーションが街中を彩りはじめ、クリスマスという年末の一大イベントに向けての準備をはじめなくては、という気持ちにもさせられますね。
お子さんやお孫さんへのプレゼントに頭を悩ませる、嬉しい悲鳴も聞こえてきそうです。

クリスマスツリー

しかし、浮かれ気分でばかりはいられないのが受験生。
ここからまさに、本気の追い込みが求められる時期ですよね。
「その子の能力に合った」「ひとりひとり違う学力や個性を理解するため」…謳い文句は多々あるかと思いますが、今は「個別指導」によって、塾や予備校が拡大している時代だそう。

それなら家庭教師の方が…と思われがちですが、他人が家庭に入ることへの抵抗感や家庭とのコミュニケーションが苦手、という若い世代の増加により、家庭教師のニーズは減少しているそうです。
「時代」と言ってしまえばそれまでですが…同じ悩みを抱えた受験生同士が胸の内を話し合ったり自分の生まれ育った家庭とは違う、よその家族にふれて感じる様々なこと…人生においてとても大切なことなのではないか、と思ったりもしてしまう現実です。

古き良き時代の日本、と言うと、一体いつ頃をさし、何を思い浮かべるのでしょうか。

何もなかったからこそ、何でもあって何でもできた、ただの原っぱ。
エアコンではなく火鉢やこたつで暖を取り、土のついたとれたての野菜を食べ家のトイレは和式、部屋は全部が畳のある和室、ベッドではなく布団で寝ていた、そんな時代。
古いものの方が新しいものよりも、絶対に全部いいに決まっている、なんて言えないしその逆もそうかもしれませんが、世の中の進化とと引き換えに失ってしまったもの、は、確かに存在すると思います。

和室だけの家、というのは減っていると思いますし、フローリングメインの家が多いと聞きますが日本人なんですもの、やはり畳の部屋は落ち着くと思いませんか?
真新しい畳の色、香り、ひんやりとしているけれども、どこかあたたかいその感触。
畳の上なら、直接寝ころんだって気持ちいいですよね。
個人的感想になりますが、やはり和室が、畳が減っていってしまうのはとても寂しいです。
「時代の流れだから」などと言わず、いつまでも残して行きたい…そうあるべき日本の財産ではないかな、と思います。

和室と古書

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